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【コラム】生成方式:セブンチェック(7DR)とは?
ここで言う、セブンチェック(7DR)とは、伝票番号などの最後の1桁に「チェックデジット(入力ミス検知用の数字)」を付ける方式のことを指します。
番号の正しさを簡単に判定できる便利な仕組みで、運送会社の送り状伝票番号(追跡番号)はじめ、さまざまなシーンで利用されています。
番号の正しさを簡単に判定できる便利な仕組みで、運送会社の送り状伝票番号(追跡番号)はじめ、さまざまなシーンで利用されています。
DR=Digit Remainder(桁の余り)、Division Remainder(割り算の余り)、Divide Remains…等の略称とされています。
連番と同じではないの?
- 最後の1桁以外の数値(ベース番号)は運送会社等により設計されています。一般的には連番(例:000001, 000002…)として採番されていたり、 区分のためのコードや日付などを組み込んだ形式などがあります。
- 最後の1桁は連番とは無関係です。ベース番号を7で割った余り(0~6)が付与されます。 そのため、末尾が「7、8、9」になっている番号は、何らかの誤りがある可能性が高い(入力ミスなど)と判断できます。
どのような考え方・ロジックで生成されているの?
(12桁の伝票番号のケース)
| ステップ | 処理 | 目的 |
|---|---|---|
| ① ベース番号 | 先頭11桁(連番や日付入りコードなど)を生成 | 管理ルールを維持 |
| ② 余り | MOD(ベース番号, 7) で 0~6 を取得 |
チェックデジット生成 |
| ③ 結合 | 先頭11桁 + 余り1桁 で12桁にする | 入力ミスを即検出 |
上記の通り、7DRは「割り算の余り」を使うため計算がシンプルで、システム実装やExcelなどでの生成も容易であるメリットがあります。
どのようなシーンで利用されているの?
(セブンチェック(7DR)利用シーンの一例)
配送伝票番号/荷物追跡番号
誤った照会を回避でき、問い合わせ・再入力の工数削減等が期待できます。
会員番号/顧客ID
登録時のタイプミスを即検知し、データの品質(整合性)保持が期待できます。
申込番号/取引ID/クーポンコード
不正・誤入力を早期に排除し、運用とユーザー体験の両立が期待できます。
バーコード/QRコード
読み取りエラーの判定に使われ、誤配送・誤請求の抑止が期待できます。
Excel関数での「7DR」生成サンプル(コピーしてご利用いただけます)
前提:A列に先頭11桁のベース番号(例:25208094051)が入っているものとします。
① 文字列として12桁を出力(ゼロ埋めを維持)
=TEXT(A2,"00000000000") & MOD(A2,7)
TEXTで11桁に整形し、MOD( ,7)の余り(0~6)を末尾に連結します。
② 数値として12桁を出力
=A2*10 + MOD(A2,7)
表示を12桁固定にしたい場合は、セルの表示形式をユーザー定義
000000000000 に設定してください。
③ 一括生成(Excel 365 / 2021 以降:動的配列)
=LET(
件数, 35,
開始, 25208094051,
ベース, SEQUENCE(件数,,開始),
TEXT(ベース,"00000000000") & MOD(ベース,7)
)
件数と開始を変更するだけで、縦に一覧を生成できます。
ポイント:7DRでは末尾は0~6のみ出現します。末尾が7・8・9の番号は誤入力の可能性が高いため、照会前チェックにも有効です。
(以上)